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9月20日より国立新美術館で開催されている、
『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル Yves Saint Laurent , Across the Style』へ!
カクテル・ドレス―ピート・モンドリアンへのオマージュ
1965年秋冬オートクチュールコレクション
顧客のための仕立服 アトリエ・ブランシュ ウール・ジャージ
事前に予約購入していたので、プリントアウトしたチケットを持参して入場。
今年も酷暑だった夏から一転してめっきり秋めいた10月に訪れたこともあり、会場内はひんやりと涼しく手にしていた上着を羽織り出す人もちらほら。
入ってすぐのブースはYves Saint Laurentの生い立ちを辿る「Chapter0ある才能の誕生」。
1936年にフランス領アルジェリアのオランで生まれたYves Saint Laurentがデザイナーになる前、イラストやスケッチが得意だった少年時代の素顔を知ることができる。
Musée Yves Saint Laurent Parisにて撮影(2018)
幼少期のドローイングや舞台衣装のスケッチは、ボディラインから素材感のディテールに至るまで「子どものお絵かき」のレベルを遥かに超えており、突出した才能を感じられた。
17歳でパリに渡り人生の転機とも言えるコンクールでドレス部門で入賞したことをきっかけにクリスチャン・ディオールのアシスタントをから、ディオールの急死を受け21歳にして "Christian Dior" のチーフディレクターに就任するまでの歩みまでが展示されている。
カメラで撮影ができるのは 「Chapter 9 アーティストへのオマージュ」のみ
デザイナーとしてディオールで6つものコレクションを手掛けた後、1962年には後の人生のパートナーとなるピエール・ベルジェらと共に自分の名を冠したオートクチュールメゾン "Yves Saint Laurent" を設立。
Musée Yves Saint Laurent Paris 外観
"L’Asie Rêvée ; Dreams of the Orient" 開催時に撮影
パリのイヴ・サンローラン美術館全面協力のもと、イヴ・サンローランの死後、日本で上演された最初の回顧展となるこの展覧会は、110のテキスタイルモデル、750以上のアクセサリー、127のグラフィックアート、30の写真とプレス文書を通じて、彼のキャリアの40年を12章に分けて展示している。
ぜひ間近でモードの帝王のクリエーションをご堪能いただきたい。
(現像はまだまだ先になりそう)
◆『イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイルYves Saint Laurent, Across the Style』 会場:国立新美術館 企画展示室 1E 住所:〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
会期:2023/9/20(WED)-12/11(MON)
毎週火曜日休館、
開館時間:10:00-18:00
※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで