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PLAY "BARBIE GIRL"

【Encounter...】@barbiethemovie


本日は8/11より日本でも公開がスタートした映画『Barbie』をご紹介!


とびきりピンクなBarbie Landでキラキラ輝く夢のようなパーフェクトライフを満喫する "定番" Barbieをマーゴット・ロビーが、"Beach" にいることが役目のボーイフレンドのKenをライアン・ゴズリングがコミカルに演じています。


Barbie達の暮らしぶりはAquaの97年の大ヒットソング "Barbie girl"の歌詞

"Life in plastic, it's fantastic" そのもの。

Karaoke Night in Shoreditch, London(2018)



次から次へと煌びやかなコスチュームに身を包んで、Barbie達がストレスや不安など一切感じずにハッピーに過ごす様子はまさしく完璧な一日。

Barbieはやっぱりこうでなくっちゃ〜と言わんばかりの世界が、映像として目の前に広がって興奮も束の間、事件は突然起こります。


監督のグレタ・ガーウィグは劇中、社会生活で誰しも感じる窮屈さや目を瞑りがちな滑稽な部分を大袈裟に表現することで、年齢・性別問わず人間全体に向けて問題提起されているような作りに少し心がヒリヒリ。


その緩和剤と言わんばかりに、ライアン・ゴズリングが凄まじい圧と勢いで"Ken" してくれたので、心底笑って励まされました。


"LA LA LAND" (2016)以前の、"Blue Valentine" (2010)、"Drive" (2011)、"The Place Beyond the Pines" (2012)と続いたライアン・ゴズリングの一匹狼キャラをオンタイムで観ていた身としては、本編で振り切ったKen10000%状態を見た時は呆気にとられると同時に脱帽。

本当にクールな人は知性とユーモアを兼ね備えていなくちゃいけないと思い知らされます。


Barbie誕生の瞬間から懐かしのコスチューム、販売元のMATTEL社の秘密(?)まで知れて、純粋におもちゃとしてBarbieと過ごして来たBarbieファンはもちろん、もはや全く知らなくても絶対に笑って楽しめる映画でした。


それでは、"Barbie Girl" をお聴きください。




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